サンシード山口社長・笠松秀の農業道:これまでの体験などを交え、これから農業を始める方、また農業のプロを目指す方へのエール、農業論、新資材、新技術などをご紹介をします。

vol.1

今の自分があるのは?
これからどこに向かおうとしているのか?

振り返って見ると、原点は中学時代かな。いや、もっと前の様である。
幼少期、大きくなったらチリンチリン(荷物用自転車)に乗って大根を売りに行くと周りの人に言っていた様である。

中学生の時、将来の夢というテーマで、親戚のおじさんがパラグアイに移住していたので、自分も将来その様な道を進みたいと書いた。
今思えば、多くの人々との出会いの中で自分の進むべき道が見えて来たように思える。 

普通高校時代の担任の先生にタキイ園芸専門学校を紹介され、2年間農業を目指す基礎を『体得』というタキイイズムでみっちり叩き込まれた。
入学した翌日、最初の実習は雨降りしきる中、一日中何も植わっていない圃場の草取りを這いつくばって行った。今でも忘れえぬデビューであった。これから一年間タキイ専門学校での実習がいかに過酷なものであるか知る由もなかった。

この学校は全寮制で全国から生徒が集っている。一年生(本科)60名、二年生(専科約20名)で構成され、そこは厳しい掟(寮則)があった。日本では自衛隊に次いで厳しい集団である。一つは実習時間三歩以上移動するときは、常に駆け足でなければならないこと等数えきれない。

続く・・・

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